“子ども放置禁止”条例案 取り下げ 自民党県議団 埼玉

 

投稿者:まよせんさん  

 

“子ども放置禁止”条例案 取り下げる方針 自民党県議団 埼玉

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231010/k10014220611000.html

 

テレビでよく取り上げられているニュースです。

 

批判が圧倒的だそうで、そりゃそうなるよなと思いましたが、

 

親が家にいて当たり前という発想が統一協会の教え「伝統的な子育て」とか親学っぽいなとも思いました。

 

埼玉県議団にどこまで浸透しているのか分かりませんが、

 

このような考え方を無意識にやっているとしたら恐ろしいです。

 

 

投稿者:グッビオのオオカミさん  

 

【埼玉の「虐待禁止」条例案、自民県議団が取り下げ…説明不足で「全国に不安の声広がった」】

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ae64610d13f24f813c213d7cf518be6fcdf4d55

 

埼玉県の自民党県議団が推進していた「埼玉県虐待禁止条例」。

自民党県議団は10日、改正案を取り下げると発表し、成立を断念しました。

 

元々は子どもを自宅や車に放置したために悲惨な事故につながった事例を受け、制定しようという話はで、改正案は保護者や保育園に対し、小学3年生までの子どもの放置と置き去りを禁止する内容でしたが、

『〈1〉短時間でも子どもに留守番をさせる〈2〉子どもだけで登下校させたり、公園で遊ばせたり、お使いをさせたりする――といった内容だった』

これに発見者にも通報義務とするという内容で、

『自民県議は「放置が禁止されない場所は存在しない。保護者がすぐに駆けつけられなければ放置にあたる」などと説明した』

とあります。

 

母親が少し子供を置いて買い物に行くのもアウト、

子供同士で公園で遊ばすのもアウト。

 

ひどい内容です。

両親共に働きに行って、子供が留守電してる家庭など普通にあります。

また、子供同士のコミュニティだって大切なのです。

アメリカの様な車社会、銃社会、訴訟社会ならまた社会通念も治安も違うので、場所によってはこういう事が必要な所もあるでしょうが、日本の治安や社会通念だってあります。

また、働く親(特に母親)を追い詰め、ノイローゼにしかねません。

 

私はこの「埼玉県虐待禁止条例」が取り下げられて本当に良かったと思いました。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

権力が、家庭に対して過剰に「アレすな」とか「コレしろ」とか言うな。

 

それぞれの家庭によって、それぞれの事情があるに決まってる。

 

「小学3年生以下の留守番が虐待」って、確かに「伝統的な子育て」が前提になっている気がしますね。

 

 

ただ不思議なのは、「自分が子供の頃はどうだったのだ?」ということです。

 

友達の中に「カギっ子」っていたでしょう? 

 


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コメント: 12
  • #12

    おおみや (金曜日, 13 10月 2023 20:20)

    主導した議員さん、選挙時に貼られていたポスターには 3児の父
    そのポスターの左半分にはボスである国会議員さんと 1児の父
    と、父である事をアピールしていました。

    安全配慮義務の拡大解釈(適用)は大人の世界でよく見て参りましたが、まさかこの形で出て来るとは思いませんでした。

  • #11

    くれは (木曜日, 12 10月 2023 09:39)

    何でもかんでも規制するというのが、堅苦しいなと思うこの頃、こんなこと言う議員が出てきましたね。北朝鮮かと思いました。

    話は逸れますが、最近、子供と一緒にプライムのアニメを観ていました。ジョジョの奇妙な冒険を子供に観せたら面白いと好評です。

    そんな中、主人公の承太郎の一部アップのカットが出ると、何やら顔の下半分が真っ黒い影で隠されています。
     
    何だ?と思ったらタバコを吸っているシーンが、尽く隠されていました。設定上高校生なので、いかんということでしょうが、アホくさと思いました。

  • #10

    田舎のおっちゃん (水曜日, 11 10月 2023 13:29)

    自民党の代議士って表面的な知り合いがいちばん多い職業だと思っていたんだけど(何しろ選挙の度に数千人、数万人と握手し、年がら年中冠婚葬祭やら地域イベントやらに顔を出すんだから)、
    自分自身や身の周りの人たちが日々暮らしている現実世界よりも、メディアを経由の「アメリカでは~」「海外では~」の方が「リアル」に感じられるみたいだね。
    認知の歪み凄いな。
    なんかもうこの国には、地に足がついた「普通の保守的な大人」って奴が居なくなっちゃった気がする。

  • #9

    sparky (水曜日, 11 10月 2023 12:42)

    記者から「現在における子どもを留守番させてしまうような子育て環境の整備」について尋ねられると「まさにその点がこの条例で目指してたところです。実は社会全体で子どもたちを育てていく、見守っていく、そういう環境作りを目指して、今不足している部分を 強化していくということを我々は最終目標として、政策効果として考えておりました」

    環境作りの為の具体策も無しに先ず罰則だけをぶち上げるとか、「ホントはやりたくなくて猛反対を口実に止めたいんじゃないのかよ?」と疑いたくなる程の悪手。三年半のコロナ渦から「日本人は互いを監視して積極的に通報してくれる」などと踏んだのならば実に度し難い。
    しかもホントは止めたかった訳訳ではいようで、己の頭の悪さを棚に上げて「私共が考えていない方向に世論が動いてしまった」
    出ました!「そんなことは言ってない」「そんなつもりではなかった」最早定番すぎて欠伸も出ない劣等民族ムーブ。
    誰だよこんな連中に投票したのはorz

  • #8

    タロー.G (水曜日, 11 10月 2023 06:08)

    泉房穂前明石市長がTwitter上でこの条例案に反対のツイートをされていたので、私も「これはやりすぎだ」と思いました。
    多分、埼玉県議会は欧米を参考にされたと思いますが、全て欧米が正しいと盲目的に判断するのはいかがなものかと思います。百歩譲って、車中に長時間子供を置き去りにして買い物やパチンコに行く事に対して罰則を設けるべきだと思います。常に大人の管理下に子供を置くのは子供の自主性を損ねるだけでなく、大人もそこまで時間を割けないので、埼玉県で子育てしたいと思わなくなってしまうと思います。
    それにしても、連続ドラマ「おしん」で赤ん坊をあやして学校に通うおしんを見て感動していた世代としては、子供に赤ん坊の世話をさせるだけで虐待となってしまうという風潮には違和感しか感じません。それもこれも、少子化のせいだと言えばそれまでですが…。

  • #7

    カギ無しっ子 (水曜日, 11 10月 2023 03:09)

    こうした施策を推進したい方にとっては、子供から目を離すことに伴う事故や誘拐のリスクを限りなくゼロに近づけたい考えなのでしょう。
    逆に言えば、勝手に下校コースを変えて近道を発見したり、犬に噛まれたり、友達と遊ぶはずが最終的には友達の友達と遊ぶことになったり、上級生にカツアゲされたり、おつかいの余り金で買える駄菓子を延々と吟味したり、近所のおっさんになぜかキレられたり――といった体験は、リスクを冒してでも得るほどの価値は無いと認識しているわけです。

    コロナ禍においてもそうでしたが、コストやベネフィットを無視してゼロリスクを追及し続けてしまうと、大きな陥穽が生じてしまうものだと思います。

  • #6

    グッビオのオオカミ (水曜日, 11 10月 2023 00:54)

    確かに、親学は関係あるでしょう。
    この条例こそが一種の児童虐待であり、親への過剰なプレッシャーを作り、少子高齢化を加速させる絶望的な悪法だと思いました。
    あまりに非現実的な取り決めで、反対意見が多過ぎて取り下げられた様です。
    この条例案を最初に聞いたのは周囲の育児中の母親からで、私は「現実的に実行不可能やん、何とバカな政策だろう?」と思ったものでした。

  • #5

    あるでぃー (水曜日, 11 10月 2023 00:29)

    埼玉県は以前から親学が盛んなようですね。まだ憶測に過ぎませんが、世間の常識と実情とかけ離れたこの異様な条例案の背景には、カルトチックな家父長制の思想が隠れているように思えてなりません。親学の高橋史郎氏は旧統一協会とも関係深い人物です。地方ではまだ統一協会と議員のズブズブの関係が続いているのだろうか?くせ〜くせ〜疑惑の惑星です。

    ⚫︎「月刊私立幼稚園」編集長の日誌より 2008年 
    「埼玉親学研究講座と高橋史郎と(社団法人•全埼玉私立幼稚園連合会会長)平原隆秀」

    「埼玉県親学実践集中セミナー開催のきっかけは親学提唱者のひとりであり、埼玉県教育委員長を務める高橋史郎氏(親学推進協会理事長)から平原会長に対する『幼稚園生親学推進の拠点にしたい。ぜひ協力してほしい』との要請でした。」との記述あり。

    http://horonisshi.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_6be5.html

    ⚫︎「親学推進協会」(ウィキペディア)
    理事長ー高橋史郎
    特別委員ー平原隆秀

    https://www.wikiwand.com/ja/%E8%A6%AA%E5%AD%A6%E6%8E%A8%E9%80%B2%E5%8D%94%E4%BC%9A

  • #4

    さとがえる (水曜日, 11 10月 2023 00:21)

    自分もおかしいと思っていましたが、親学や伝統的家庭観との関連性に気が付きませんでした。
    埼玉県議会議員と統一教会の関係性も気になります。

    しかしこれが本気の子育て対策ならば、自民党県議団 埼玉は価値観が違い過ぎると思いました。

  • #3

    平井 智也 (水曜日, 11 10月 2023 00:12)

    カレーさんの仰る通り、今回の件では権力者や代議士がやたらと民衆に規制をかけようとする姿勢が垣間見え、「何をエラそうに!」と腹が立ちました。常識で考えて、今回の条例案は実生活に馴染まないのは明白と思います。

    子どもの見守りは、年齢•各場面などでその度合いのグラデーションがあるはずで、親や社会の大人がバランス感覚を保ちながら対応するものです。子どもの成長や社会性を育みつつ、身体的精神的に危険が及びそうな場合は大人が手を差し伸べ回避させる。情を持って大人皆で子どもを見守ろうではありませんか。

    そう言えば、小林先生が過去のライジングで、「はじめてのおつかい」を題材にした子ども見守りに関する論考がありましたね。今回条例案を取り下げた議員連中に、本当の意味で子どもを大切にするのはこういう事なんだと知ってほしい。

  • #2

    リカオン (水曜日, 11 10月 2023 00:06)

    この問題、親学との関連性に指摘されるまで気づきませんでした。

    保守層の意見が罷り通れば、女性は家庭に縛りつけられるし、少子化は進むし、日本の課題はいつまで経っても解決しませんね。
    アナクロ親父どもは選挙で落としてしまえ。

  • #1

    枯れ尾花 (火曜日, 10 10月 2023 23:56)

    「初めてのお使い」もアウトやね。