文化庁から統一協会への解散命令請求が10月中旬に出る見通し

 

投稿者:グッビオのオオカミさん

 

文化庁から統一協会への解散命令請求が10月中旬に出る見通しが出ました。

解散命令請求から司法判断を経て、解散命令に至り、宗教法人格がはく奪されば税制優遇措置は無くなります。

 

しかし、そこで問題です。

宗教法人格では無いただの「任意団体」となった統一協会を監督する省庁はあるのでしょうか?

 

私は無いと思います。

つまり、一種の野放し状態になると思います。

 

オウム真理教は、後継団体のアレフやひかりの輪公安調査庁の監視下に置かれています。

 

【団体規制 | 公安調査庁】

https://www.moj.go.jp/psia/20130401kisei.html

 

【オウム真理教の変遷や組織概要 | 公安調査庁】

https://www.moj.go.jp/psia/20140331.aum.top.html

 

この上記二つを読む限り、破壊活動防止法や無差別大量殺人などに該当するため「団体規制法」が出来、その法的根拠によって公安調査庁の監視下に置かれています。

統一協会は破壊活動防止法や無差別大量殺人には該当しないと思います。

公安調査庁も解散命令後の統一協会を監視下に置く、法的根拠が無いと思われます。

 

【無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律 | e-Gov法令検索】

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=411AC0000000147_20220617_504AC0000000068

 

上記はオウム真理教を公安調査庁の監視下に置く「団体規制法」の内容ですがあくまでも無差別大量殺人をターゲットにしているもので、高額献金や人権侵害(継続的養子縁組あっせんや、合同結婚式など)は該当しません。

 

【[ファクトシート]「安倍政権下で公安調査庁報告書から統一教会の記述が消滅」報道をめぐる事実を整理する】

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4c5f83f243c33a7dd35e2adaef9bcdaab19cfd2d

 

去年の記事ですが、第一次安倍内閣以降は

『2007年版(第一次安倍政権下で発表)以後、オウム真理教を除き「特異集団」や国内で刑事事件を起こした宗教団体への言及はなくなった。この点は民主党政権下でも同様であった』

つまり、公安調査庁が「特異集団」として統一協会をマークしなくなっている様が見て取れます。

 

解散命令が出れば、確かにダメージはあるでしょう。

しかし、公安調査庁の監視下に置くためには、オウム真理教の時の「団体規制法」には該当しない。

 

統一協会を監視下に置くためにはその為の法案を新たに作らないといけないのでは無いでしょうか?

 

 

(ねこだるまのコメント)  

 

グッビオのオオカミさん、投稿と詳しい解説ありがとうございます。

 

統一協会問題は、解散請求、法人格剥奪まではダメで、カルト法成立まで持ってかないといけないと思ってます。

 

日本だと現存のシステムは原則よし。

問題が起これば起こしたヤツを叩け、という具合にシステム改変を億劫がるところがあると思います。

悪いことしたヤツが悪いのは間違いではないですが、叩くだけで情緒的な解決を好むのですね。

 

法人格剥奪で、経済的うま味がなくなっただけで日本から撤退するとは思えないですね。

 

グッビオのオオカミさん提案の「監視下におくための新しい法」にせよ、カルト規制法にせよ、新しい法案は絶対必要と見ます。

 


↓(スポンサーリンク)↓



コメント: 6
  • #6

    リカオン (金曜日, 15 9月 2023 07:48)

    文部科学大臣変わったけど粛々と確実に進めてくれる人である事を願う。とりあえず安倍派では無いようだけど、大丈夫なんかな?

  • #5

    サン (金曜日, 15 9月 2023 02:00)

    グッビオのオオカミさん
    仰る通り解散後にはもちろん公安の監視下に置かれるべきであり、その法的根拠のため、そして今度こそ「政治の力」を跳ね返せるような立法は急務だと考えます
    ただ、その際は安倍内閣当時の公安の変化に関する検証は必須であり、それができるのかとも考えてしまうのです。。進む一方の円安、アベノミクスにおける金融緩和とともに是が非でも検証していただきたいのですが

    内閣改造人事の際に危惧したのは、岸田首相の支持率のために解散命令請求自体が目的化することで、これは人事発表後も依然として懸念されます

    いつも御投稿ありがとうございます。詳細も恐縮です、いつも学びの機会をいただき感謝いたします

  • #4

    グッビオのオオカミ (金曜日, 15 9月 2023 00:50)

    いえ。新しい法案を早急に作らないと、宗教法人から宗教団体になった時に、彼らを監視する法的根拠が現行法ではありません。
    本文にもある様に、オウムの時に成立した団体規制法はあくまでも無差別大量殺人をターゲットにしました。
    やはり継続的に活動を監視するには、新たな法案を成立させ、その法的根拠に基づき、公安調査庁の監視下に置くべきだと思いますよ。

  • #3

    元明天皇 (木曜日, 14 9月 2023 23:08)

    つーか、自民党に投票するの止めませんか?
    新しい法案」」とか気が遠くな成りますよ。
    でも日本共産党の議席のばす方が私は簡単と思う。私は実際それ地元で成功してるので。
    あっ、間違い、議席伸ばしたんじゃなく、俺の地元の日本共産党の議員の票を倍増させたんだ。
    だから、それの拡大バージョンをやれば良いと思ってます。

  • #2

    グッビオのオオカミ (木曜日, 14 9月 2023 22:24)

    解散命令で宗教法人で無くなる事と、税制優遇措置がなくなる事。
    この2つは確実にダメージがありますが、宗教法人では無く宗教団体となった統一協会はノーマークで野放しとなります。
    「特異団体」として、統一協会は公安の報告に上がりましたが、第二次安倍内閣以降は公安の報告に上がって来ません。
    ①この時には宗教法人としてのマークだったので解散命令後に宗教法人では無くなった統一協会を同じマークが可能なのか。
    ②公安の幹部がろう絡され、山谷えり子など統一協会に近しい閣僚の起用もあり、簡単にマークが外れてしまった。オウム真理教は解散命令後、団体規制法で法的根拠を持って公安調査庁が監視下におけたが、団体規制法は無差別殺人を対象としている為、統一協会は該当しない。
    →解散命令に、公安調査庁の監視。
    最低でもここまではやらないと、解決につながらないのではないか?
    そしてそのための立法が必要だと思います。
    これが私の今回の問題提起の前提です。

  • #1

    サン (木曜日, 14 9月 2023 00:57)

    安倍政権下で公安が統一協会の扱いをどうしたのか、アベノミクスの総括とともに気になる件ですね