被差別部落の地名掲載、再び違法　控訴審もネット、出版差し止め

くれは (日曜日, 02 7月 2023 17:46)

部落問題は、まだある所にはあるのでしょうね。「もし自分が差別される側だとしたら、どう思うか？」その想像力が無いと、差別する側に回ってしまう可能性は、私も含めて誰にでもあるかと思います。

私はお寺参りが好きですが、それと同じくらい神社参りも好きでよく行きます。神社巡りをしていると「これは差別ではないのか？」と思えることに遭遇することがあります。

とある神社の御祭神の名前は動物の名前が入っていたことがありました。あるお祭りでは、蛆のように地面をはいつくばって殿様をもてなすというのもありました。

また漬物に所縁のある古社に伝わる話では、太古、ヤマトタケルがこの神社があった地域に訪れた際、地元の人達は漬物を差し出してもてなしたそうです。その時、ヤマトタケルは漬物に満足しこう言ったそうです。「藪に香の物だな」と。人に対して藪と言っているのです。

どうして差別はあるのか？日本の場合、歴史を調べると随分古くから続いていると思われるものもあります。切っ掛けは何だったのか？私の住む隣町にも近年まで差別があったと親から聞きました。調べたら、江戸期にはその村周辺には堀があり、隔離されていたようです。

調べれば調べるほど辛くなりますが、一人一人がこういう問題は相手の立場になって考えないといけないなと思います。

おおみや (日曜日, 02 7月 2023 09:12)

辻説法のてんかんの女の子の話…程ではありませんが私も中学生の時に斜め前の席の女子生徒が授業中に激しい症状の後に机と椅子をひっくり返しながら私の前に倒れてきた事がありました。その時に頭をぶつけてしまっていて（どうして自分は素早く動けなかったのか）との後悔をずっと持っていました。今にして思えばその女子生徒はその後かなりの奇異の視線に耐え続ける日々を送っていたのだな、とも。
（何も動けない埋もれておく大人ではいかん）と思い続けて２０１６年の電車内、座っていた２０代男性が脱力型のてんかんで床にドサッと倒れてきました。その２秒後、「出しましょう」と隣のおじさんに声を掛け駅に到着と同時にホームへ。ただ、足が黄色い線の上に掛かった状態で寝かせたために電車の運転士さんが窓越しにずっとこちらの様子を見ていて暫く発車できず（これが反省点）。他の乗客の内４人の方がやって来て「私、薬を持ってるんですけど…」と渡そうとした人や冷静に脈と呼吸を確認する人も。発症してしまえばもう安全に引き渡すしか出来ないので、駅員さんに預けました。
２０２０年２月、今度は大量に人が流れ続ける駅の通路でその人達に漏れなく無視され通過され続ける中で倒れていた男性。（私が様子を見ながら介抱する動きを見せれば…誰かは寄ってくる筈だ）で暫くそうしているとようやく声を掛けてくる人が。駅員さんに連絡する人、救急車を呼ぶ人を１系統に整理した上で引き渡しました。
そして、３週間後から「駅マスクカウント」を始めていました。それは今でも続けていますが菊池寛の「マスク」でも描写されている様な（自分や他者の感情発現との向き合いの時間、整理する時間）ともなっています。

チコリ (土曜日, 01 7月 2023 21:22)

部落と呼ばれた地名をわざわざ掘り起こして今更公表する、
ネットでも部落と呼ばれた場所に面白おかしく行ってみた、とか胸糞悪い。
近藤さんの「自分より下をみたい」「自分に何もないから出自しかない」
のだと思います。
部落問題は本でしか読んだことはありませんが(「破戒」「橋のない川」など)
極めて陰湿でおぞましい血の論理に過ぎません。
とはいえ、一生出自を隠したり、部落と言われ差別を受けたり、結婚に至っては
愛子天皇論にあったように、部落出身というだけで破談となる、自殺も当然あるだろう。
人間が作ったものを、また今更掘り起こして、差別を楽しみたい、差別は快楽、
自分は違うと言う優越感が浅ましい。
大阪の一社員さんの「自らの差別意識に向き合う事」だと思う。
履歴書の本籍地というのも、昔からなんで必要？と思ったけど、
この辺の確認も絡んでいたりしたのだろうか？

ねこだるま (土曜日, 01 7月 2023 19:05)

カレーせんべいさんの「同胞」というのが解らないので気になります。

一般的には「顔や名前が知らなくて、情が通じなくても共闘すべき人」ということになるのかな？

「部落差別をする人間、助長する人間は、同胞とは思わん。全員死ねばいい。」

というのはカレーせんべいさんの感情なので、辞書的意味を言ってもしょうがないですね。

カレーせんべいさんが「復讐」連呼してた頃はビビッたというか引いたもんでしたが、「これはオレの怒りであり、オレがオレのためにやるのだ」という自己責任と誰にも迷惑かけないという宣言で言ってるのが分かってからはビビらなくなりました。（常識人だし）

普通なら「仇」というところを自分ごとにして「復讐」と言ってしまうあたりが、カレーせんべいさんの情に篤いところだな、と思います。
私は情に薄いので自分ごととして復讐できることはそうそうありませんが。

ご多忙存じてますので返信は望みません。
「同胞」に関してもおいおい分かっていければな、と思ってます。

大阪の一会社員 (土曜日, 01 7月 2023 08:45)

様々な説がありますので、間違っているかもしれませんが、
確か、近世、中世からあった差別的な扱いを、江戸幕府が…
1.自らに不満が向けられないように
2.庶民同士で衝突しあってくれれば良い
という意図で制度化したもの。
その様な意図で実に古〜い時代に作られたものに、未だに差別意識を持たれる方は…皮肉を込めて言えば、ファッションの流行、新技術の発展なんかには実に無頓着で、ましてや、新型のワクチンなど、やすやすと飛びつかないだろう。
最新家電にも頼らず、実に伝統的な生活をなされておるのでしょう。
しかし、「差別意識」というものは実に厄介なもので、その他にも、「好み」という便利なオブラートで誤魔化されておりますが、「見た目」の差別も根深く、大概ひどいもんです。
「見た目」差別に対して、疑問を呈するだけで、私の様な見た目がたいした事ない人間に対しては、
1.その様な事にこだわるお前の精神力が弱い
2.単なるお前のひがみやろ
3.男のクセに
と逆にこちらが説教する勢いで言われます。
レッテル貼りして、分別する…という構図は全く同じだと思いますがね。
しかし、自戒を込めて言えば、私にも何らかの差別意識はあるはずです。
それは、普段は顔を出さないが、自らが窮地に追い込まれた時に、ある種の防衛本能の様に顔を出すのではないかと思います。
自らの差別意識に向き合う事、理性的に物事を考える癖をつける事をしないと、私も差別をぬけぬけとする側の人間になってしまうので、注意しないといけません。

近藤 (土曜日, 01 7月 2023 07:47)

格差拡充→不安→自分より下を見たい
→自分に何もないから出自しかない
→地名知ってつかのま安心
これを商売にする奴までいる。
日本人ってステキね。

あと、
格差に疑問→大金持ちは誰？→ビル・ゲイツ
→ねじ曲がって陰謀論に走る
のかもね。

佐々木 (土曜日, 01 7月 2023 00:13)

人間は他者と比べる生き物だから、差別はなくならないと思っています。
しかし、建前上は文明人を自称して法律で差別を禁止してる以上、
自分の言動に注意を払うのは現代人として生きてく上で必要なマナーと考えます。

亜門 (金曜日, 30 6月 2023 23:51)

>グッピオのオオカミさんを見習い

正しくは「グッビオのオオカミ」さんですね。
失礼致しました。

亜門 (金曜日, 30 6月 2023 23:49)

昔から在特会などのネトウヨに自分が嫌悪感を持つのは何でだろうと思っていたのですが、あのような方々には「正義」とか「道徳」とか「倫理」とか・・・色々と言い方があると思うのですが、端的に言えば「優しさ」が無いんです。理不尽に踏みつぶされた人の悲しみ、苦しみへの共感や労りが無い。やってることは学校で集団リンチをするような輩と同じなんです。

『左翼の利権になっている』というなら、具体的に数字を指摘して批判すれば良い。確かに世の中には「弱者ビジネス」「人権利権」「公金チュチュー」なんて呼ばれるモノがあります。確かに酷いモノも沢山あります。しかし、それで個人の住所や地名を晒すなんてのは絶対に間違ってますよ。それは差別だし、人間の尊厳を踏みにじる行為です。間違ったやり方です。自分の家族や子どもにも同じことが出来るのか？

批判と差別は違う。そう言いながらも、私も自分の無知や勉強不足が原因で誤って他人を責めたり、差別をしたことがあります。グッピオのオオカミさんを見習い、私も「自分の中の内なる差別心」を忘れてはならない。戦わなくてはならないと思いました。

グッビオのオオカミ (金曜日, 30 6月 2023 22:48)

なるほど、過去にそんな投稿があったのですね。
確かに、個人情報が掲載されるのはむしろ差別を助長しかね無いし、たとえ善意でも相手を危険に晒す行為です。
先日給料日に愛子天皇論とよしりん辻説法を買いました。
雅子様が受けたバッシングや小室圭さんへのバッシング。これも差別です。
また、辻説法の中のてんかんの女の子との話が私はとても好きなのですが、これも差別なのかも知れません。
差別は罪悪ですよ。
誰かが、普通に幸せを感じて生きる道を、周囲の偏見がその幸せの芽をつんでしまう。
その人が生きる道を断ってしまう。
コロナ禍でも感染対策は差別を巡る話でした。
差別は他人の人生を狂わせます。
だから、自分の中の内なる差別心と戦いたいと思います。